長期計画の管理 その1

今回も長期計画について考えていきましょう。前提として、前回も書いた「長期事業構想は、何度書き換えられてもいい」ということを忘れないでください。
一倉先生はそのことを「この構想書は客観情勢の変化と社長のビジョンの発展によって、たえず前向きに修正されなければならない。」と明記するのがいいと言われています。
長期計画を修正する上で犯す間違い
1 一度書いたら棚上げしてしまう
2 実績に引っ張られて修正をしてしまう
「1」については、「長期計画ができたから、もう大丈夫。」というもの。書くことに満足し、もう二度と見ようとしないということです。
「2」も結構多い。例えば、3年計画を立案したとします。しかし、1年目が目標の60%しかできなかったので、あとの2年を下方修正するというものです。これでは、計画を立てている意味がありません。
長期計画の修正は、あくまで「この構想書は客観情勢の変化と社長のビジョンの発展によって、たえず前向きに修正されなければならない。」でなくてはならないのです。
決して実績に引っ張られて後ろ向きに修正してはならないということです。
新規で訪問した企業の一例
私が、新規で訪問した企業のこと。以下の質問をしました。
「社長、会社の経営計画って書いていますか?」
「もちろん、あります。2年前に作ったんですよ。あれ、どこにやったんだっけ?」
私は、半年は見てないと感じました。
5分程して「ありました。」と社長。
「社長、この数値が書き換えられていますが…?」
「数字の乖離があまりにも大きかったので下方修正しました。」
「それって、あまり意味がない計画ですよね。」
「そうですか?」
「そうではないですか?意味があったら、常にすぐに出せる場所に置いてありますよね?」

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