事業発展計画書を作成するにあたって その3

税理士である自分にとって、社長の考え方は、全く晴天の霹靂でした。損益計算書は結果としてできあがってくるものだと思っていたからです。必要な利益から考える経営方法は、損益分岐点分析とも言われるものですが、実務ではこうやって使うのだと実感しました。
損益計算書の数字を見て理解する
社長との一連の会話を読んでいただくとおわかりかと思いますが、逆算をして経営をしていくためには、損益計算書のあらゆる数字をみて、そして、それを理解していかないといけません。
経費には何があるのか?借入金の年間返済額はいくらなのか?粗利益率は何%か?等々、それぞれを理解し、逆算していくことで、自社の事業構造もしくは利益構造がわかってくるのです。そして、最低限やらなければならない売上高も算定できます。
経営者は、まず、この1つ1つを洗うことから始めるべきなのです。そして、自社の利益がどのように出ているのかをしっかりと掴むことが必要なのです。
事業発展計画書を作成する時にまずやること
つまり、事業発展計画書を作ろうと思ったときに、まず、最初にしなければならないこと、それは、この逆算です。そして、逆算することにより、自社の事業構造もしくは利益構造を理解する。
経営は、ただ、やみくもに売上高だけを追うのではなく、自社にとって最低限必要な売上高を算定し実行していく。ちなみに、この必要売上高は、経営者が思っているよりもはるかに多くなるのです。

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